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 新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増えた子どもたちに楽しんでもらおうと、全国約190の博物館が連携し、ホームページ(HP)で塗り絵や工作、ゲームなどを公開している。題して「おうちミュージアム」。北海道博物館(札幌市)が企画し、京都府内からも3施設が参加している。学校再開後も当面、続けるという。

 6月2日まで休館中の京都市東山区の「漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)」は、公式HP(https://www.kanjimuseum.kyoto/別ウインドウで開きます)に「おうちミュージアム」のコーナーを設置。夏休みに館内で配った数種類のワークシートなどを紹介している。

 「漢字で世界地図」のワークシートは、小学校高学年以上を対象に「亜米利加(アメリカ)」や「濠太剌利(オーストラリア)」などの国名を漢字で書き込んでもらう白地図。国境に線が引いてあり、就学前の子どもも塗り絵として楽しめる。

 「創作漢字」のワークシートは、象形文字や形声文字など漢字の成り立ちを学べ、意味や部首を考えながらオリジナルの漢字を作ることができる。「超難問!漢字クイズ30選」や「漢字カルタを作ろう」といったワークシートも用意する。

 小学生の息子たちと利用した神奈川県の男性(47)は「子どもは飛びついた。何も使わずにやると大人でも難しい」。ワークシートをつくった同館の塩見優子さん(34)は「難しいものもあるが、辞書やインターネットで調べ、楽しみながら漢字を覚えてほしい」と話した。

 18日から再開した京都市青少年科学センター(伏見区)も、HP(http://www.edu.city.kyoto.jp/science/別ウインドウで開きます)に「おうちミュージアム」のコーナーを設けている。京都市内の学校教諭が考えた科学工作や実験、生き物の観察方法など100種類以上を紹介している。

 学芸員の宿院(しゅくいん)雅広さん(56)は「夏休みの自由研究にも活用できる。家族みんなで取り組んでほしい」と呼びかけている。

 6月1日まで全館休館している京都国立博物館(東山区)も、所蔵作品をモチーフにした塗り絵などをHP(https://www.kyohaku.go.jp/jp/別ウインドウで開きます)で公開中だ。(白見はる菜)