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 さいたま市は29日、国による一律10万円の特別定額給付金の申請書を発送した際、印字された世帯主の生年月日に誤りが見つかり、約200件の苦情や問い合わせがあったと発表した。市は誤りがあってもそのまま申請すれば有効とする一方、発送作業を一時止めて表記内容を確認し、6月1日にも発送を再開するとしている。

 市によると、誤りは発送初日(今月28日)の約6万世帯分から見つかった。受け取った住民から世帯主の生年月日が違うといった内容の苦情などが寄せられた。市が確認したところ、ほとんどが、世帯主の欄に別の家族の生年月日が記載されている誤りだったという。

 市は、原因は委託業者が印刷の設定を誤り、市も確認を怠ったためとみており、誤りは9千件に及ぶ可能性があるという。29日は発送作業を取りやめ、印刷の設定を修正して同様の誤りがないか確認作業に追われた。全約60万世帯への発送は、予定通り6月上旬に終えたいとしている。定額給付金に関する問い合わせは市の相談ダイヤル(048・829・1649、毎日午前9時~午後6時半)へ。(森治文)