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 オンライン禁煙治療の利用者が急増している。喫煙による新型コロナウイルスの重症化リスクが指摘されたことや、4月から施設内が原則禁煙となったことが後押ししている。31日は世界禁煙デー。専門家は「禁煙をするいい機会」と話す。

 「順調ですか?」。東京・銀座の「ワーカーズクリニック銀座」で、石澤哲郎医師がパソコンのビデオ通話でつながった患者に語りかける。「時間が空くと吸いたくなる」という患者に、石澤さんは「意思だけで難しいところは薬で後押しできます。今後も一緒に頑張っていきましょう」などと説明し、約15分間で終えた。薬は自宅などに配送する。

 オンラインゆえに、患者は福岡県や北海道など全国各地にいる。石澤さんは「喫煙歴のある志村けんさんが3月末にコロナに感染して亡くなったことも影響し、受診者が増えた」と話す。1日に30人を診ることもある。オンラインのプログラムは従来の禁煙外来より1回診察が少ないが、「継続率が高いのが特徴」という。

 喫煙歴約39年という都内の男性(59)は「コロナで怖くなった」といい、3月からオンライン治療に取り組んだ。ネット予約で待ち時間はなし。自宅や公園でも受けられ、「自分の都合に合わせて受診しやすかった」。ニコチンパッチを処方され、禁煙できているという。

 オンラインの禁煙プログラムを提供する「リンケージ」(東京)によると、4月に治療した人は763人で、前年同月の約10倍。契約する企業の健康保険組合の数はこの1年間で約1・7倍に。同業の「メドケア」(同)でも、利用者が前年同月と比べて9倍(550人)になった。いまも健保からの問い合わせが相次いでいるという。

 今年4月に多くの施設内が原則…

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