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 新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中の国々に移動制限が敷かれる中、ネット空間ではボーダーレス化が進んでいる。オンライン会議システムを使った運動指導の現場では、国内外の人びとが同じ画面を見ながら汗を流す。

 「吐く息を使って、地面に沈み込んでいくようなイメージで」「クローズ ユア アイズ フィール ザ チェンジ(目を閉じて、変化を感じて)」

 10日午前から始まったオンライン会議システム「Zoom」を使ったヨガのクラスに、英語と日本語が飛び交う。東京・六本木でヨガ教室「ATHA(アタ) YOGA(ヨガ)」を営むインド系カナダ人のマニーシュさん(47)が自宅から指導する。参加者は米国やカナダ、ペルー、中国のほかタイ、シンガポールからも。国内からは東京や大阪など。総計35人が参加した。

 日本で10年以上のヨガの指導経験があるマニーシュさんは、国内外で約600人の生徒を抱える人気講師だ。コロナの感染拡大により、2月末で東京の教室閉鎖を余儀なくされたが、4月からオンライン指導を始めた。マニーシュさんの口頭指導に別画面でアシスタントが実演するなど、初心者でもわかりやすく「見せ方」も工夫している。

 米・シリコンバレーに住む会社員、尼田久美子さん(33)は2年ぶりに受講。以前は東京の教室に通っていたといい、「米国でもヨガ指導者を探していたが、彼ほどの人はいなかった」という。オンラインならではの利点を指摘する参加者もいた。約8年ぶりに指導を受けたという北京在住の会社経営者アンディ・ジャオさん(54)は「教室で受けるよりも集中できた。周囲が気にならないからだと思う」と話した。

 こうした声にマニーシュさんは「オンライン指導は続ける価値はあると思った」と語る。海外勢が参加しやすいよう時差も考慮した特別クラスもつくった。国内の緊急事態宣言は解除されたが、6月は引き続きオンラインのみで続ける。受講は30分1100円から。詳しくはホームページ(http://www.athayoga.jp/別ウインドウで開きます)へ。

米兵男性「なまけたくない」

 4月下旬の夜、沖縄・辺野古の米軍基地キャンプ・シュワブ。黒い運動着に着替えた海兵隊の米兵男性(27)はパソコンを操作し、Zoomを起動した。画面に、空手着姿の沖縄の若者ら約10人が現れた。

 「礼! うにげーさびら(よろ…

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