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 刑事裁判の法廷で、被告が手錠と腰縄をつけている姿を傍聴席から見えないようにしてほしい――。そんな被告の要望を福岡地裁がいったん認めたが、その後に撤回し、退け続けた。弁護士は「被告の心理的萎縮を招き、人権に関わる問題だ」と訴える。

 昨年11月7日、福岡地裁であった窃盗罪などで起訴された男性被告(71)の初公判。開廷直前、地裁職員が傍聴人の入廷を許可して記者が入ると、被告はすでに被告人席に座っていた。

 通常、被告は傍聴人の後に入廷して手錠や腰縄を外されるが、この日は傍聴人の入廷前に手錠や腰縄が外されたとみられる。

 被告は昨夏、福岡市内の空き家に侵入し、時計を盗んだなどとして起訴された。弁護人の稲森幸一弁護士によると、公判の1週間ほど前、地裁書記官から「傍聴人の入廷前に手錠と腰縄を外すことを希望しているのか」と問い合わせを受け、「その通り」と答えた。地裁が受け入れたと思った。

 だが、12月26日の第2回公…

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