[PR]

 松本歯科大(長野県塩尻市)は29日、授業の再開などに向けて、教職員と学生、大学病院の医療従事者ら1146人を対象に新型コロナウイルスの抗体検査を実施し、全員が陰性だったと発表した。6月から通常授業を行うとしている。

 同大によると、大都市では潜在的な感染状況を示すデータがあるが、地方都市ではなく、今回の結果から塩尻・松本地区については「ほとんどないか、極めて低い」としている。

 同大には約250人の台湾、韓国などからの留学生や、県外出身者もいる。検査は、地域からの不安を払拭(ふっしょく)する狙いもあったという。10分で結果が得られるという検査キットを使い、同意を得て調べた。

 前島信也病院長(内科学)は「実習で密接や密集が避けられないなか、(検査で)他者への信頼が得られる」と話した。(佐藤靖)