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 「旧石器時代人発見なるか」と、全国的に注目を集めた岩手県花巻市大迫町外川目のアバクチ洞穴遺跡。発掘開始から25年を記念した企画展が6月1日から、市総合文化財センター(同市大迫町)で始まる。旧石器時代の人骨発見はならなかったが、東北初の弥生人の完全人骨や絶滅動物の骨の発見などの成果をもたらした発掘を振り返る。

 「アバクチ」「風穴(かざあな)」の両洞穴遺跡は、北上山地の石灰岩地帯に開いた洞窟だ。数百万年前から数万年前にできたと見られ、以前から動物の骨や縄文時代の石器、土器などが発見されていた。アルカリ土壌のため、通常は残りにくい1万6千年以上前の旧石器時代の人骨が残る可能性もあるとして脚光を浴び、1995年から東北大と慶応大が共同発掘プロジェクトに取り組んだ。

 発掘は2000年まで続いたが、旧石器時代の人骨は発見できず、研究費も底をついて中断された。しかし、これまでにない発見も続出した。

 96年には、奥行き10メート…

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