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 米国のトランプ大統領が世界保健機関(WHO)からの脱退を表明したことを受け、台湾当局の新型コロナウイルス対策本部を率いる陳時中・衛生福利部長(大臣)は30日の記者会見で、「米国が脱退し、新たに信頼できる(国際組織の)枠組みができるなら台湾も参加したい」と語った。

 台湾は中国側の圧力でWHO総会などに参加できずにおり、米国の動きに注目する。ただ、戸惑いの声も根強く、台湾メディアは、与党幹部の「米国が脱退しても、日本やオーストラリアはとどまるだろう。長期的に見れば、WHOの枠組みへの参加を目指す方が台湾には有益だ」との見方を報じている。(台北=西本秀)