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 性行為の前に互いの同意を確認しあう「性的同意」の大切さが指摘されるようになりました。でも、「同意」とは対等な関係で初めて成り立つもの。家庭内暴力(DV)の加害者更生に取り組む女性と、中絶手術を行う婦人科の医師。2人が語るそれぞれの現場の話からは、いびつな力関係が垣間見えます。

 〈DV加害者の更生や被害者支援などに取り組むNPO法人「女性・人権支援センター ステップ」(横浜市)。栗原加代美(かよみ)理事長は「DVとは主従関係」と指摘します。〉

 さまざまなDVの形がある中で、最初から性的DVについて相談してくる人は多くはありません。ただ、話を聞いていくとほとんどの場合、性行為の強要や避妊に協力しないなどの性的DVも起きている。けんかやDVの後、仲直りの印にセックスをしようとする人もいますが、相手が謝罪を受け入れていなければそれも性的DVです。

 でも、夫婦間のセックスは同意なしでもレイプとは考えない人が多い。夫が性行為を求めるのは当然、常に応じることで性的・精神的にケアするのが妻の義務だという特権意識が男性側にある。男性優位のジェンダーバイアスがかかった社会全体の問題も背景にあります。

記事後半では、年間千件の中絶手術をする医師が「性的同意のない中絶は、女性へのDVに他ならない」と語ります。

 DVとは、一方が奴隷やロボッ…

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