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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除された首都圏など各地の学校で1日、約3カ月ぶりに授業が再開された。校舎に子どもたちの元気な姿が戻った一方で、教員らは感染予防に細心の注意を払いながら、学習の遅れを取り戻し、心のケアも求められる。緊張感に包まれた学校再開となった。

 「おはようございます」

 1日午前8時すぎ、東京都豊島区の駒込小学校では1、3、5年生を半分に分けた「Aグループ」が登校した。児童らは小雨が降る中、校庭のテントの中で検温の結果などが書かれた「健康観察カード」を教員らに手渡し、教室の前で手を消毒すると、新学期初めての教室へ足を踏み入れた。

 1年生の野村櫂海(たくみ)君(6)は「昨日はドキドキした。足し算や引き算の授業が楽しみ」と明るい声。5年生の毛塚梨櫻(りお)さん(11)は「ずっと家にいたので、友達に会えてうれしい」と目尻を下げた。

 「3密」を避け、クラスを2分割して1教室20人以下を徹底させる。3年生の教室では、間隔を空けて座席に着くと、教員が「手洗いの後は必ずハンカチで拭きましょう」と呼びかけた。この日は、30分授業を2コマ受けて、下校する。区教育委員会によると、今後2週間は給食がなく、段階的に学校生活に慣れていくよう、授業時間を設定するという。

花火を打ち上げ

 北海道七飯町の町立大沼岳陽学校でも、午前8時前、スクールバスから小学1~4年生が元気に降りてきた。入り口でアルコール消毒液を手につけてから、廊下に2メートル間隔で並べられた目印に沿って距離を保ちながら教室に入った。

 函館市の北隣にあり、農業や酪農が盛んな地域だ。この春、四つの小中学校が統合して9年制の義務教育学校として開校したが、北海道で再び感染者が増え、2週間ほどで休校になっていた。町では学校再開を前に31日夜、子どもたちを勇気づけようと、花火が打ち上げられた。

 小学3年の教室では、児童10…

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