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 愛知県の大村秀章知事は1日の記者会見で、新型コロナウイルスをめぐる医療提供体制を検証する方針を明らかにした。2~5月の対応について医療現場にヒアリングなどを行い「課題をしっかり洗い出し、第2波に備えたい」と述べた。

 大村氏は「愛知県が乗り切ってこられたのは感染者が噴き上がることがなかったから。ある意味では運が良かったが、それをそのままにするのではいつなんどき広がっていくか分からない」と危機感を示し、「第2波」に備えて、検証するため論点を整理する考えを示した。

 また、この日から県内の休業要請が全業種で解除されたことを受け、県民や事業者に「新しい生活様式」の実践や、施設ごとに徹底した感染防止対策をとるよう呼びかけた。東京都や北九州市で、再び感染者が増えつつある傾向について「夜の繁華街などで感染しているのではないかと言われている。引き続き十分注意していただきたい」と注意喚起した。

 また、自身の「医療崩壊」をめぐる発言で大阪府の吉村洋文知事が反論したことについては、「つぶさに拝見しているわけではない。それぞれの立場で説明されるのはよろしいのではないか」と述べるにとどめた。(堀川勝元)