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 宇部市車地の畑では、約千平方メートルにわたって、赤やピンク、白のゴデチアが咲き誇っている。

 近くに住む波多野憲孝さん(69)と美江子さん(70)夫妻が、隣家の夫妻と4人で育てる。栽培を始めたのは20年ほど前。元々あったハナショウブと見頃が重なる品種から、ゴデチアを選んだ。最初は50平方メートルほどに種をまき、面積を増やしていった。畑を彩る花のうわさが広がり、見に来る人も多くなっていった。

 種をまくのは秋。花が咲くまでは草取りに追われる。憲孝さんは「この景色を見るために、一年中頑張っている。楽しみにしている方もいるから、やめられない」と話す。

 見頃は5月中下旬から今月初旬だが、今年は新型コロナウイルスの影響で訪れる人は少ない。美江子さんは「花の出来に毎年満足いくことはない。来年はもっときれいに咲かせたい」と話している。(寺島笑花)