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 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が全国で解除されてから初めての週末だった5月30~31日、東北、上越などJR東日本管内の新幹線で利用者が前週から45%増えたことがJR東のまとめで分かった。平日の同25~29日も前週から26%増えた。

 JR東は宣言解除に伴う経済・社会活動の再開で利用客が増えたとみている。各地で解除が進んだことを受け、JR各社は実施・予定していた新幹線の定期列車の減便を取りやめた。

 ただ、昨年の実績と比べると、利用状況は低い水準が続いている。JR東によると、週末の東北・北海道、上越、北陸、秋田、山形の各新幹線では前年から85%減、平日は81%減だった。JR東海が運行する東海道新幹線でも傾向は同様で、前年に比べ92%減だった5月1~14日から、22~25日は89%減、26~28日は86%減と利用者は少しずつ戻っている。

 JR東によると、山手線の25~29日の通勤時間帯の利用者は前週からは16%増えたが、2月初旬と比べると58%減。この期間の首都圏の主要駅を見ると、東京、新宿、渋谷、横浜、千葉、大宮の各駅で利用者が前週から20~32%増えた。(一條優太)