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 茨城県境町立猿島小学校で1日、コロナ禍で実施されていなかった給食が約3カ月ぶりに再開した。感染を防ぐため、汁物のない個包装の「簡易給食」。児童による配膳も中止になった。今春入学した1年生は、少し緊張した様子で初めての給食を味わった。

 マスクを着けている時以外の会話は禁止で、静かな給食時間に。1年生の教室では教員が「おしゃべりはダメだけど、食べ終わった後、『にっこり』はできるね」と児童に語りかけた。

 同小では手洗いやトイレでの密集を避けるため、1~6年生を2学年ごとに分け、給食開始の時間を5分ずつずらした。教室内で席の間隔を空けているため、スペースが不足し、教職員が配膳を廊下で行った。

 町内では4日まで分散登校が続き、8日から通常通りの登校が始まる。飯田政子校長は「自由な会話ができず、子どもたち同士のコミュニケーションも難しい。教員のサポートで子ども同士をつないでいきたい」と話していた。