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 あべのハルカス美術館で昨年末から今年2月まで開催した「カラヴァッジョ展」は、学芸員なら一度はやってみたい展覧会の一つ。しかも、あの「ホロフェルネスの首を斬るユディト」がうちに来るなんて! 小躍りしながら、「ユディト」を目玉にチラシやプレスリリースをつくりました。

 ところが、やがて雲行きが怪しくなってきた。イタリアの所蔵館との間で情報の行き違いがあり、実は「ユディト」は借りられないことが判明。代わりに、展示が実現すれば日本初となる別の作品を貸してもらうべく奔走しましたが、今度は行政サイドの許可がなかなか下りない。2パターンの展示プランを用意して眠れぬ日々を過ごしたけれど、とうとう内覧会前日に「NG」のメールが届きました。

 結局、代わりの作品をかけるは…

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