木村健一
拡大する薬真寺伽帆さん(ナゴヤドーム提供)
6月19日の開幕が決まったプロ野球。新型コロナウイルスの感染防止のため、当面は観客を入れずに試合を行う。中日の本拠ナゴヤドームをよりどころにしてきた人々は、再びファンであふれる日を待つ。(木村健一)
「店は会社の売り上げの半分を占めていた」。ナゴヤドームに「さんどら亭」を構える食品卸会社、はせ川の長谷川友宏さん(36)は肩を落とす。出店した6年前から店長を務め、みそカツやもつ煮を売ってきた。1試合あたりの店の売り上げは3桁にのぼった。
拡大するさんどら亭=ナゴヤドーム提供
同社の売り上げの大半は、各地で営む飲食店だった。コロナ禍で愛知県犬山市の日本モンキーパークは一時休業し、名古屋市内の立ち飲み屋も客が激減した。緊急事態宣言が解除されても、客足はなかなか元に戻らない。屋台骨のさんどら亭は、営業の再開のメドが立たない。「本当に苦しい状況。でも、前を向かないと」
巨人ファンだった長谷川さんは…
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