[PR]

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開館の見合わせが続いている鳥取砂丘砂の美術館(鳥取市福部町湯山)の早期開館を求め、鳥取大砂丘観光協会の山根弘司会長らが2日、市役所を訪ね、深沢義彦市長に要望書を手渡した。

 砂の美術館では新作展示「砂で世界旅行・チェコ&スロバキア編」が4月18日に開幕する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、開館できない状況が続いている。山根会長は「砂丘の観光と言えば砂の美術館。一日でも早くオープンしていただきたい」と述べ、早期開館を求める要望書を深沢市長に手渡した。深沢市長は「しっかり受け止め、できるだけ早い時期にみなさんに楽しんでもらえるようにしたい」と応じた。

 砂丘周辺では4~5月の大型連休期間にかけて、観光客が来県を自粛するよう飲食店やみやげ物店が自主休業したり、ほぼすべての駐車場を封鎖したりした。緊急事態宣言の解除を踏まえ、現在は同協会に加盟する15団体のうち、砂の美術館を除くすべての団体が営業を再開しているという。山根会長は取材に対し、「美術館は観光資源として長年定着しており、開館のめどが立たない今の状況は非常につらい」と話した。(宮城奈々)