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 国宝・十一面観音立像で知られる奈良県桜井市下の聖林寺が、像をまつる収蔵庫(観音堂)の改修を計画している。多くの文化人も魅了した傑作を守るため、多額の費用をかけて免震化工事に乗り出す。像の魅力を伝える写真集を出版するなどして、寄進を呼びかけている。

 像は「木心乾漆造(もくしんかんしつづくり)」という技法でできている。結んだ口、広い肩幅、しゃんと立った姿などが印象的で、奈良時代(8世紀)の天平文化を代表する仏像(像高209センチ)だ。哲学者・和辻哲郎は名著「古寺巡礼」で、「偉大な作」と記し、随筆家・白洲正子も自著でその美しさをたたえた。

 1959年に造られた鉄筋コンクリートの収蔵庫に安置してきた。築60年が過ぎ、この間には大きな地震もあったことも踏まえ、来年春から免震機能のついた収蔵庫に改修する予定。拝観がしやすいようにスペースも広げるという。

 倉本明佳住職によると、改修工…

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