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 七尾市を舞台に不眠症の高校生の日常を描くオジロマコトの漫画「君は放課後インソムニア」(小学館)と七尾商工会議所などがコラボし、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した市内の飲食店などを支援するクラウドファンディング(CF)がスタートした。

 七尾商議所、能登鹿北商工会、青年会議所、街づくりセンターでつくる「がんばろう七尾!プロジェクト実行委員会」によると、現在、レストランやホテルなど約40店・施設がCFの対象として登録。そのうちの一つで漫画にも登場したお好み焼き「平野屋」の杉本祐一さん(41)は、4~5月はテイクアウトだけの営業だったといい、売り上げは通常の3割程度。「営業収入が大きく落ち込んでいる店が多い中で、現金収入を得られるのはたいへん助かる」

 支援の方法は、店を選んで8月1日から使える商品券(3千円~1万円の3種類)を購入するか、寄付(5千円~77万円の7種類)する。金額に応じて「インソムニア」のオリジナルクリアファイルや単行本などを贈る。期間は6月26日までで、目標額は770万円、「七尾」にちなんだという。

 実行委の太田殖之(のぶゆき)さんによると、市内の飲食店は営業再開しているが、市民の間には依然として外出自粛ムードが残っているという。昨年12月にあった漫画の聖地巡礼イベントには全国から約30人が集まったといい、「ファンの方も含め多くの方が七尾の店舗や宿泊施設を利用してくれれば」と話した。(岡純太郎)