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 新型コロナウイルス対策で臨時休館中の福井県立恐竜博物館(勝山市)は2日、15日からの営業再開を発表した。混雑を避けるため、予約制と午前・午後の入れ替え制を導入し、入館者数を制限する。7月13日までは県民を主な対象としたプレオープン、開館20周年を迎える同14日以降を本格オープンと位置づけている。

 2月29日から休館している同館は、来館者が年90万人を超える県を代表する観光施設だ。県内の各種施設への休業要請が解除される中、県外からの来館者が大半を占めることから再開時期を慎重に探ってきた。

 この日会見した竹内利寿館長によると、6月15日~7月13日は主に県民に来館してもらうため、県外の人には「まずはお住まいの都道府県の観光地を盛り上げてください」とホームページ(HP)などで呼びかける。対象を絞らず本格オープンする同14日からは、化石発掘体験ができる野外恐竜博物館も再開する。

 また、再開にあたって予約制を導入。午前の部(午前9時~午後0時半)と午後の部(午後1~4時半)に分け、6月15日~7月13日はそれぞれ上限1千人、同14日以降はそれぞれ上限1500人とする。予約をしないで来館した場合、予約枠に空きがあれば手続きをした上で入館できる。

 来館者には▽マスク着用▽手指の消毒▽他の客との距離を2メートルを目安に確保▽展示物に触れない▽観覧時間は1時間30分程度――などをお願いするという。

 竹内館長は「感染防止対策を徹底したうえで、安全・安心・円滑な観覧を提供できるよう努力していく。当館の再開が県内の元気とにぎわいの呼び水になればうれしい」と話した。予約は今月8日からHPの予約システムなどで受け付ける。(佐藤孝之)