[PR]

 コンビニエンスストアを回って電子マネーを買おうとした乗客に助言し、架空請求詐欺の被害を防いだとして、新潟県柏崎市のタクシー運転手、須田重太郎さん(69)に2日、柏崎署の金子隆署長から感謝状が贈られた。

 同署によると、「未払い料金」を知らせるメールを受けた60代女性が4月10日、メールにあった番号に電話。「コンビニで50万円分の電子マネーを買い、記されたバーコードの画像を送るように」と指示された。

 その後、女性が乗ったのが須田さんのタクシー。1軒目のコンビニで25万円分を買った後、別のコンビニに行くよう話す女性に、須田さんが「近くに警察があるので、おまわりさんに相談して『払った方がいい』と言われたらコンビニに行きましょう」と提案。柏崎署に行き、被害を免れた。

 須田さんは「ラジオでこんな詐欺があると聞いていたので、話してみて良かった」。勤務先の柏崎交通・吉田一彦社長(67)は「運転歴40年以上のベテラン。長年培った勘でしょうか」と話していた。(戸松康雄)