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 「木に登ったぞ。ヤマモモ採ったぞ」。沖縄県名護市天仁屋区の西島美波さん(緑風学園久志中2年)、松川桃香さん(同)、比嘉真生さん(同1年)の3人は松川さんの父・稔さん(58)の案内で、市東海岸地域の山で自生している「ヤマモモ」(ヤマモモ科)狩りを楽しんだ。

 山やヤマモモに詳しい稔さんは「ヤマモモは2種類あり、実が堅いのは方言でマチムムやイシムムと言い、直径約2センチで柔らかくてみずみずしい実はミジムムと呼ばれる」と説明。登り方を教わった3人は高さ約6メートルの木に1人ずつ登った。

 比嘉さんは「木の上で食べたモモはおいしかった」と満足そう。松川さんは「私の名前にモモが入っている。まさか木の上でモモと初対面するとは。モモの実は甘かった」と味わっていた。西島さんは「2人が登る時は木が揺れて心配だった。モモはクワの実の味がした。今日は良い体験ができた」と喜んだ。

 稔さんは「天仁屋は山に囲まれている集落だが、子どもたちは自然体験が足りない。新型コロナの影響で家での自粛が続いた。せめて今日だけは山で木登りして、自分でヤマモモを採ってほしかった」と話した。(沖縄タイムス)