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 シンガポール政府は2日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月7日から続けていた外出制限の緩和を始めた。数カ月をかけ、3段階で経済の全面再開をめざす。緩和によって感染が拡大する可能性を想定し、感染経路の追跡手法を強化。各オフィスには、誰がいつ訪れたのかを記録し、スマートフォン上に「入館証」を発行する政府のシステムを導入するよう求めている。

 おもな製造業や金融、各企業の本社機能などが2日から再開した。外出制限中は通勤する人を制限前の2割以下に抑えたが、3割余りまで戻す。学校や幼稚園も始まった。

 2週間ほど様子を見て問題がなければ、大半の経済活動が再開する第2段階に入る。この段階でも、人々の集まりは5人以下に制限。美術館や映画館、バーやディスコといった感染リスクの高い場所は、感染防止策を見たうえで再開の可否を判断する。最終的に、イベントなども認める第3段階に移る計画だ。

 経済再開に向けてオフィスで導入が進むのが、政府の新システムだ。入館の際にスマホでQRコードをスキャンし、身分証の番号や電話番号を登録すると入館証が表示される。言わば「デジタル入館証」だ。

 2日、中心部のオフィスに2カ月ぶりに通勤したという会社員の男性(35)は「会社では体温のチェックも厳格にやっているし、スマホなどで行動をしっかり記録できる仕組みがあるので安心できる。やっぱり外に出られるとうれしいね」と笑顔を浮かべ、スマホでQRコードをスキャンしてビルに入った。

 システムは4月後半に導入が始…

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