「住みたい」思い一つで尼崎 予期せぬ人生が面白い

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小若理恵
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 混沌(こんとん)とした街、にぎやかな人たちにほれ込み、前口あかねさん(24)はあてもないまま、兵庫県尼崎市に移り住んだ。知人に声をかけられ、働き始めたのは経験のない障害者支援の現場。そこでは予想もしないことが起こる日々が待っていた。

 大学を卒業した昨春、生まれ育った和歌山市から尼崎に引っ越した。就職が決まっていたわけではなく、理由はただ一つ。「この街に住みたかったから」

 大学2年のとき、僧侶でもある恩師が尼崎のコミュニティーラジオ局で担当していた番組「8時だヨ! 神さま仏さま」に出演した。街の人たちと知り合い、地域のイベントに顔を出すようになった。

 4年の夏、寺の境内でカレー…

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