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 かんぽ生命で不正販売が多数発覚した問題で、同社は保険勧誘に問題があったとして返金などに応じる場合でも、法令違反や社内ルール違反など不正の有無は顧客に教えない方針だ。ウソの説明で保険加入させていてもお金を返すだけの対応になり、顧客の一部から不満の声が出ている。

 川崎市に住む40代の女性は昨年8月、かんぽのコールセンターに電話した。日本郵政グループ経営陣が7月に謝罪し、全契約を調べる方針を表明したあとのことだ。

 女性の母親は2016年秋、郵便局員に保険を勧められて契約した。入院時の保障が魅力と考えたためだが、多額の死亡保障で保険料が高額になることはよく理解できていなかった。郵便局では、70歳以上の勧誘は家族の同席が原則だったが、母親は「(局員に)家族の同席を頼まれた覚えはない」と話していた。

 コールセンターの担当者は当初、保管された資料などをもとに、母親が家族同席を拒否したと主張。「契約に問題はない」と突っぱねた。

「処分の有無は個人情報」

 しかし女性が資料開示などを求めてみると、「ご契約内容確認書」が見つかった。家族同席の有無や同席しない場合の理由、客の署名があるべき欄がぜんぶ空白で、同席を求めていない疑いが深まった。他にも、節税効果がないのに「節税になる」と勧められて入った保険もあり、女性はこれらの問題点について昨年11月、改めてかんぽに説明を求めた。

 半年後の今年5月、かんぽから…

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