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 新型コロナウイルス対策で一律10万円を配る国の特別定額給付金のオンライン申請について、総社市の片岡聡一市長は1日、「使い物にならないシステムだ」と強く批判し、未申請者に対して郵送とするよう呼びかけた。

 市によると、5月末までに対象の約7万人の約85%が申請し、支給手続きを終えた。世帯主らからの申請は計2万5千件余りで、うちマイナンバーカードを使ったオンライン申請は356件。

 市によると、オンラインでは申請者の本人確認に手間取ったほか、問い合わせで窓口を訪れた市民への説明にも時間を割かれたという。片岡市長は「市民1人に職員が1時間かけて説明することもあった。支給は一刻を争うのに、これでは意味をなさない」と苦言。「もっと簡素で安全な仕組みが必要だ」と訴えた。

 未申請は3千件程度といい市はオンラインの受け付けは続けるが、なるべく郵送とするよう求めている。(小沢邦男)