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 利用者軽視の姿勢、原発事業の不透明さ、そしてガバナンス(企業統治)意識の欠如――。原発事業をめぐる電力会社の金品受領問題から課題が見えてきた。社会の理解を得るよりも原発を動かすことを優先させた時、何が起きるのか。様々な視点を持つ専門家らにインタビューで聞いた。(聞き手・室矢英樹)

前美浜町長・山口治太郎さん

拡大する写真・図版山口治太郎さん=2019年3月6日、福井県美浜町

 金品受領問題では、消費者が支払った電気料金が関西電力と福井県高浜町の元助役(故人)側との間で還流する仕組みがあったと指摘された。東京電力福島第一原発の事故後、福井県が関西電力の原発再稼働に同意した際、消費地から批判された。今回の金品受領問題で、原発への見方がさらに厳しくなるのではないか。

 福井県美浜町の関電美浜原発は今秋、1号機の運転開始から半世紀を迎える。人口約1万人の町にとって原発は替えのきかない地場産業だ。

 やまぐち・じたろう 福井県美浜町長を5期務め、昨年3月に退任。在任中、関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出事故が起きた。

 (透明性を欠く)誤った「地元…

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