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 福島県いわき市で今年1月に母親と中学生3人が刺殺された事件で、承諾殺人と嘱託殺人の罪に問われた同市小名浜愛宕町の住宅リフォーム業緑川雅孝被告(51)の初公判が3日、福島地裁いわき支部(名島亨卓裁判長)であった。緑川被告は起訴内容について「間違いないです」と認めた。

 起訴状によると、緑川被告は1月21日夜から22日未明、いわき市三和町合戸の水石山公園の駐車場の車の中で、交際相手の吉川美奈子さん(当時43)の依頼を受けて殺害。息子の歩夢さん(同15)、いずれも娘の茅乃さん(同13)、海音さん(同13)から承諾を得て、首を包丁で刺すなどして殺害したとされる。

 検察側の冒頭陳述によると、緑川被告と吉川さんは同じアパートの隣同士で、2017年ごろから子どもを含め家族同然の生活を送っていた。しかし、自身が営む住宅リフォームの仕事が行き詰まり、消費者金融や知人からの約600万円の借金などもあって、吉川さんが死を口にするようになり、その後、心中を持ちかけられたという。

 検察のこれまでの調べに緑川被告は「間違った判断とは思っていない。後悔していない」などと供述。弁護側は次回の被告人質問の中で被告の主張を明らかにしていく。(長屋護)

犯行前後の様子が明らかに

 3日の初公判。頭を丸刈りにした緑川被告は紺色のジャージー姿で法廷に現れた。検察側は冒頭陳述で、犯行前後の被告の様子を明らかにした。

 それによると、1月20日の深夜、緑川被告は吉川さんから生活苦を理由に「5人で明日、心中しよう」と提案され、子ども3人も同意したという。5人は翌日朝、車で市内にある公園を訪れ、遊具で遊んだ後に100円ショップやホームセンターで刺し身包丁や練炭、コンロなどを購入。その後、水石山公園へ移動し、夕方になってから車内で練炭をたいたという。

 しかし、数時間経っても5人の…

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