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 ミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャが暮らす隣国バングラデシュ南東部コックスバザールの難民キャンプで、新型コロナウイルス感染による初の死者が1日確認された。100万人以上が密集して暮らしており、さらに感染が広がることが懸念されている。

 地元報道などによると、71歳のロヒンギャの男性が感染を疑われ、隔離施設に入っていたが5月30日に死亡。死後に感染が確認された。キャンプ周辺では1日までに、少なくとも30人の感染者が確認されているという。

 キャンプ内では大人数の家族が竹と防水シートでつくられた一つの部屋で暮らすなど、密集した環境がみられる。支援するNGOなどによると、せっけんや清潔な水の確保も困難で、配給に頼る貴重な水を手洗いに使うことをためらう人もいるという。(奈良部健