[PR]

 東京都心で多くのスケーターを支えたスポーツ施設「シチズンプラザ」(新宿区)が、来年1月末での閉館を発表した。45年にわたり、一流選手にも市民にも愛されたスケートリンクで、五輪連覇中の羽生結弦選手(ANA)が帰国時に滑ったこともある。東京のスケートの灯が一つ消える寂しさとともに、練習環境を失うことへの切実な声も上がっている。

 「シチズン、、、スケートを始めるきっかけになったリンク、、、」。閉館が発表された今年2月、2018年世界選手権2位の樋口新葉(わかば)選手(明大・ノエビア)が自身のツイッターに投稿した。

 都心に位置し、古さゆえに味のあるスケートリンクに愛着を抱く選手は多い。「何とかならないかな」とつぶやくのは、5度の全日本選手権出場経験のある埼玉県の鎌田英嗣さん(23)。5歳から通い続け、明大卒業前の今年2月には、ここで異例の「引退エキシビション」を開催した。「この先も昇進とか結婚とか、そういうことをずっと報告に行ける場所だと思っていた」と寂しさを語る。

 シチズンプラザは1972年にボウリング場として開業し、75年にスケートリンクができた。シチズン時計が100%出資し、運営していた。だが、建物の老朽化と経営難などのため「グループとして継続は難しいと判断した」(同社広報IR室)として、今年2月、閉鎖を発表した。土地を所有する三井不動産は、跡地利用については「未定」としている。

東京のスケーター、どこで滑れば…

 「(閉鎖により)続けたくても続けられず、やめていく子もいるだろう」。小学6年の娘がシチズンプラザのスケートクラブに所属している東京都文京区の岩崎友宏さん(42)は語る。

 繊細な感覚を磨くためには毎日…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら