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 佐賀県の山口祥義知事は4日、一緒に会見した佐賀市の秀島敏行市長を隣に、「我々はとっても仲がいい」とアピールする一幕があった。佐賀空港への陸上自衛隊オスプレイ配備計画をめぐる発言を、秀島市長から「圧力」と反発されたことを気にしたようだ。

 山口知事は「県と県都は必ずしも仲がいいところばかりではない」と切り出し、秀島市長に「色々あるが、我々はとっても仲がいい。ですよね? ですね?」と同意を求めた。秀島市長は表情を変えず、うなずいた。

 山口知事は先月28日、オスプレイ問題をめぐり、県有明海漁協の徳永重昭組合長に対して「一定の整理をつけてほしい」などと、判断を急がせるような発言をした。秀島市長は翌29日、この発言を「圧力」とし、「自分の思い通りにならないとけしからん、というようなものが見られるようだと私も黙っていない」と語っていた。

 秀島市長は報道陣に「色々ある部分は私も認める。全てが一緒だと味気ないし、考え方や抱えている悩みも立場によっては違って当然」と話した。秀島市長は、山口知事を知事選に担ぎ出した有力人物のうちの1人。オスプレイ問題では、配備を受け入れてほしい山口知事とは隔たりがある。(平塚学)

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