コロナに「15分で効く」 患者殺到した液体に麻薬成分

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バンコク=乗京真知
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 新型コロナウイルスの特効薬を開発したとうたって、麻薬成分入りの液体を処方したとして、アフガニスタン政府は4日までに首都カブールの民間診療所を閉鎖した。「15分で効く」などとうわさが広がり、患者が殺到していたという。

 地元メディアによると、診療所はカブールや南部カンダハルの患者らに「独自に調合した薬」を数滴ずつ飲ませていた。診療所は無料で数千人を治療したと主張し、効果を信じた政治家や市民が保健省に承認を求めた。

 ところが、同省の検査で麻薬アヘンなどの成分が含まれていることが判明。最初は無料で処方し、後に有料化して利益を上げようとした可能性もある。保健省は「効果が証明されていない薬や治療法を信じないで」と呼びかけている。

 同国で確認された新型コロナ

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