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 新型コロナウイルス感染症による各国の死者数の差をめぐり、麻生太郎財務相が「民度のレベルが違う」と発言したことに、批判が出ている。麻生氏は5日午前の記者会見で批判への感想を問われ、「日本人としてお願いモードだけでこれだけできたってのは、もっと誇りを持っていいんじゃないか」と述べた。

 麻生氏は「(日本の緊急事態宣言は)罰則があるわけじゃない。お願いベースだけで日本の死亡率はものすごく低くなっている。ほかの国は強制力をもってしてもできていない」と指摘。「みんな我慢したんじゃないの。罰金もないのに、違反でもないのに。もっと誇ってしかるべきところだと思う」と話した。

 麻生氏は4日の国会で、日本の人口あたりの死者が米英仏に比べて少ないと強調した。問い合わせを海外から受けたとし、「そういう人には『お宅とうちの国とは国民の民度のレベルが違うんだ』と言って、みんな絶句して黙る」と発言した。(新田哲史)