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 東京から博多まで新幹線に無賃乗車したとして、福岡県警博多署は、住居不定、無職のフィリピン国籍の男(35)を鉄道営業法違反の疑いで逮捕し、5日発表した。「10万円の給付金を申請するために長崎へ向かう途中だった」と容疑を認めているという。

 政府が支給する1人一律10万円の特別定額給付金は、外国人でも4月27日現在で住民登録されていれば受けられる。

 署によると、男は4日午後1時半ごろ、JR博多駅の新幹線改札口で、チケットを持たないまま前の人に密着して自動改札を通過し無賃乗車しようとした疑いがある。ゲートが閉まって駅員に呼び止められた。男は東京駅でも同様の手口で改札を抜け、午前8時9分発博多行きの「のぞみ15号」に乗車したとみられる。

 調べに対して男は、給付金の申請をするために、在留カードの住居地である長崎県に向かっていて、博多駅を利用したと話しているという。(川辺真改)