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 来春卒業予定の大学生の6月1日時点の就職内定率(内々定を含む)は56・9%で、前年同期の70・3%より13・4ポイント低かったと就職情報会社リクルートキャリアが5日、発表した。新型コロナウイルス対策で採用活動が滞ったためとみられ、内定ペースにも新型コロナの影響が出ている。

 学生モニター752人に尋ねた。内定率は今年、4月1日時点では前年を上回っていたが、2カ月連続で下回った。特に5月中に「面接など対面での選考を受けた」ことがある学生が、前年の71・5%から21・4%に大幅に減っており、4、5月の緊急事態宣言の影響が「色濃く表れている」(広報)という。就職情報会社ディスコが5日発表した6月1日時点の大学生らの内定率も、前年同期より7・1ポイント低い64・0%だった。

 就職情報会社マイナビも5日、5月末時点の大学生らの内定率は48・0%で、前年同期の61・8%より13・8ポイント低かったと発表した。担当者は「新型コロナが収束しておらず面接が遅くなる傾向は続くとみられるが、企業に採用意欲はあるので、今後の様子を注目していきたい」と話す。(吉田貴司)