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 横浜市は5日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、海の公園(金沢区)の海水浴場を今夏は開設しないと発表した。7月11日~8月31日の全期間で開設を中止する。昨年は県内25カ所で開かれた海水浴場は、今夏はすべて開かれないことになった。

 海の公園の海水浴場は昨夏は約10万人が来場した人気スポット。コロナの影響で4月9日以降は浜辺での潮干狩りも禁止されている。

 海水浴場の設置をめぐっては、県が海水浴場の開設者らに「砂浜に一定間隔で目印を設置すること」「海の家は完全予約制に」などと求める指針をまとめた。これを受け、国内トップクラスの利用者がいる藤沢市のほか鎌倉、三浦、逗子、葉山、茅ケ崎、小田原などの各市町で海水浴場の開設中止が相次いでいた。

 海水浴場が開設されないと、運営側が雇うライフセーバーがいなくなったり、砂浜での飲酒などを禁じる条例が適用できなくなったりして、「無法地帯になる」と懸念する声があがっている。