エナジードリンク 新商品が乱立 在宅勤務で需要増?
若井琢水
朝日新聞社が人工知能(AI)でネットのトレンドを分析し、取材記者が現場を追う「みつけーたのトレンド先読み」。今回は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言で自宅で過ごす時間が増えた5月の商品を取り上げます。
トレンド上位にエナジードリンク
AI経済記者「みつけーた」を稼働させ、ウェブの商品サイトや朝日新聞東京本社発行最終版の全記事を連日読み込み、取り上げられた頻度を0~100までの数値で分析。このうち、主な飲料の5月のトレンドを探ると、長引く外出自粛生活の中で「エナジードリンク」が注目されていることがわかりました。エナジードリンクは、成分にカフェインやアルギニンを多く含む清涼飲料。飲料各社に尋ねると、市場が拡大を続ける中で新商品が次々と発売されていました。
5月、サントリー食品インターナショナルが売り出したエナジードリンク「ZONe(ゾーン)」がネット上で話題になりました。「超没入エナジー」と銘打ち、ゲームなどでパソコン画面を長時間眺めても、集中力を維持する効果があるとうたっています。従来のエナジードリンクの量は、一気に飲み干せる200~300ミリリットル程度が主流だったのに対し、500ミリリットルにして長時間かけて飲めるようにしました。
「#一番速くフリック入力で…