別人の写真を誤使用 宝塚4人死傷事件で読売テレビ
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで襲われ死傷した事件で、読売テレビは5日、事件とは無関係の男性の顔写真を容疑者として誤って放送したと発表した。
同社によると、誤使用があったのは5日朝の情報番組「朝生ワイド す・またん!」(関西ローカル)。殺人未遂容疑で逮捕された容疑者の写真として、2回にわたり計26秒間放映した2枚のうち、1枚が別人だった。放送中に間違われた本人から連絡があり、誤りが判明したという。
また、この写真は同日午前1時半~午前6時すぎまでに放送された日本テレビのニュース番組「おはよんニュースライブ」などでも使用された。
読売テレビ総合広報部によると、容疑者の顔写真を放送する際は、当該の人物を知る複数の人から確認を取る内規があるといい、「今回も知人3人に確認したが、結果として誤っていた。ご本人に深くおわびし、真摯(しんし)に対応する」としている。