[PR]

 平安時代の歌人小野小町が愛したとされるシャクヤクが秋田県湯沢市小野の小町芍薬苑(しゃくやくえん)で見ごろを迎えている。小野地域は小町生誕の地とされ、同苑はシャクヤクの美しさや小町伝承を伝えたいと開園した。敷地約9千平方メートルに、140種6千株が植わる。

 園内では、色とりどりの花が、風でしなやかに揺れ、かすかに甘い香りが漂う。早咲きが満開で、中咲きも咲きそろい、今週末がピークとみられる。今年はコロナでの外出自粛で人びとが自由に見られる環境になかったことに配慮し、無料で公開している。

 同苑の佐藤亜希子さん(41)は「開園から6年。例年になくきれいに咲きそろった。無料なので何回でも見に来て欲しい」と話した。開園は20日までの午前9時~午後5時。(山谷勉)