[PR]

 県高校体育連盟は5日、新型コロナウイルスの影響で中止になった県高校総合体育大会(県総体)に代わり、3年生が部活動の成果を披露する大会を用意すると発表した。これまでの県総体で実施してきた34競技のうち、陸上やバドミントン、柔道など27競技で何らかの大会を用意。一方、卓球や剣道、ボクシングなど7競技では、競技の特性や会場の確保が難しいことなどを理由に、代わりの大会は開かれない。

 代わりの大会は、7月4日のソフトテニスを皮切りに、同月下旬から8月にかけて開催が集中。9月に開かれる競技もある。

 開催のパターンは三つ。一つめは、新たに県高体連主催の大会を用意するもので、水泳やバドミントン、ホッケーなどがある。二つめは、冬の全国大会の県大会のように、高体連主催の既存の大会を代わりの大会に充てる方法で、陸上やバスケットボール、カヌー、ラグビーなど。三つめは、高体連とは別の競技団体が開く大会を充当し、新体操(愛知体操協会主催)やボート(県ボート協会主催)などのほか、サッカー(男子)は第99回全国高校選手権県大会(愛知サッカー協会主催)を充てる。

 感染対策として大会の規模は競技ごとに異なり、参加者の多い陸上は7月23日を中心に高体連専門部各支部ごとの小規模で開く。

 剣道やボクシングなど、感染対策が難しい競技の一部は非開催になった。登山は、屋外競技だが、テントでの宿泊を伴うことから「3密が避けられない」と非開催を決めた。

 県高体連によると、代わりの大会は、参加者に健康チェックを義務づけるなど対策を徹底。大半の競技は無観客を軸に検討している。保護者の観戦が認められない場合も多いという。

 高体連の各競技の専門部の結論が出そろったことからこの日発表した。期日などの詳細は、県高体連のホームページ「事務局からのお知らせ」で閲覧できる。(土井良典)

●県総体に代わる大会が開かれる競技

①愛知県高体連主催で新たな大会を用意 水泳、自転車、弓道、柔道、レスリング、空手道、アーチェリー、ハンドボール、バドミントン、ホッケー、軟式野球、ライフル射撃

②既存の大会を代わりの大会に充てる 陸上、重量挙げ、相撲、フェンシング、バスケットボール、サッカー(女子)、ラグビー、ソフトボール(男子)、カヌー

③県高体連以外の主催で開催 体操、新体操、ボート、ヨット、バレーボール、ソフトテニス、サッカー(男子)、ソフトボール(女子)

●代わる大会が開かれない競技 登山、剣道、ボクシング、卓球、テニス、なぎなた、少林寺拳法