拡大する写真・図版記者会見する東京都の小池百合子知事=2020年6月5日午後2時9分、東京都庁、高橋雄大撮影

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 新型コロナウイルスの感染拡大は、東京都知事の存在感を際立たせた。小池百合子知事は施策をめぐって国と対峙し、全国の知事をも率いるような言動を繰り返した。背景には、豊富な財政力と組織の大きさから、「大統領並み」とも称される影響力の大きさがあった。首都のトップを選ぶ選挙の告示(18日)まで2週間弱。都知事とはどんな存在なのかを探った。

 緊急事態宣言が出された2日後の4月9日。東京・霞が関で、小池百合子知事が西村康稔経済再生相と向き合っていた。休業要請の対象をめぐって国と都の調整が難航するなか、2人の会談は最終的な決着をつける場だった。

 「国の姿勢が変わらなければ、特別措置法抜きで都単独で要請する」。そう覚悟を決める都側に対し、国は都の提案をほぼすべて容認する形となった。小池氏は会談後、報道陣に「危機感について(国と)共有できた」と満足げな表情で語った。

コロナの感染拡大が続くなか、強気でならす小池都知事の手法に目立ち始めた「ほころび」とは。

 都が先んじて方針や施策を打ち…

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