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 新型コロナウイルス感染拡大で第102回全国高校野球選手権大会が中止になったことを受け、山口県高野連は6日に臨時理事会を開き、県独自の大会を7月から8月にかけて開催すると決定し、発表した。

 独自の大会名は「やまぐち高校生2020メモリアルカップ夏季高校野球大会」。7月11日に開幕し、トーナメント方式で戦う。試合は原則土日のみ。4地区で予選を実施し(7月11~19日)、7月25日に準々決勝、26日に準決勝がある。決勝は8月1日午前11時、萩スタジアム(萩市)の予定。新型コロナ感染防止のため開会式は行わない。

 組み合わせ抽選会は今月20日。各校の主将は参加せず、部長がくじを引く。昨秋の県大会8強がシード校となる。最大で60校56チームが出場する。

 ベンチ入り選手は25人まで。多くの3年生に出場機会を与えるほか、熱中症対策にも配慮した。無観客試合とするが、ベンチ外の選手らはスタンドに入れる。保護者の観戦について、県高野連は前向きに検討している。

 新型コロナ感染防止のため、試合当日の朝に検温して37・5度以上の場合は来場を自粛させる。選手や指導者、大会関係者、報道陣など試合に関わる全員に、2週間以内の行動歴の記録を求める。

 県高野連の藤村慎一郎会長は「全体練習が少なかった分、気持ちが焦ってしまうと思うが、自分の体と対話しながら、みんなで心を一つに頑張ってほしい。3年生にとっては一生の思い出になる大会にしていきたい」と話した。

 軟式の独自大会は、7月25、26日にトーナメント方式で無観客で戦う。抽選会は今月22日。(高橋豪)