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 昨年春に避難指示が解除された大熊町大川原地区で5日、ヒマワリの種が植えられた。農地の保全や町民の心の癒やしを目的とした「大熊町ひまわりプロジェクト」の一環。震災後からヒマワリを通じて沖縄と交流を続けており、今年で10年目を迎える。

 例年はボランティアらが手で植えていたが、今年は新型コロナウイルスの影響で農機を使い、約2ヘクタールの農地に約10キロの種をまいた。

 同町では震災直後から、夏に咲かせたヒマワリの種を、温暖な沖縄県北中城村に送って冬に咲かせ、再び春に大熊町に種を送ってもらう交流を続けている。

 ヒマワリは8月上旬に見頃を迎える予定で、代表の根本友子さん(72)は「ヒマワリの交流を10年間ずっと切らずに続けてきた。今年もきれいな花を咲かせて欲しい」と話した。(三浦英之