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 国際原子力機関(IAEA)の事務局長に在任中だった昨年7月に急死した天野之弥(ゆきや)氏(在任2009~19年)の業績をたたえ、その名を冠した施設「ユキヤ・アマノ・ラボラトリー(研究室)」がウィーン郊外に完成し、5日に関係者で除幕式を行った。現在は新型コロナウイルス対策の重要拠点にもなっている。

 同施設はIAEAのサイバースドルフ研究所内にある3階建ての研究棟。原子力技術の応用推進による開発途上国の生活向上に尽くした天野氏が死去した後、建設中だった研究棟に名を冠することが決まった。

 国連食糧農業機関(FAO)との共同チームである農業や環境、水資源などの分野の研究部門が入居し、新設によって利用面積が倍増した。特に家畜の効率的な飼育と疫病予防を担当する部門は、新型コロナウイルスで注目が集まる動物由来感染症に関連した検査や分析のほか、人材育成の拠点にもなっている。IAEAは今回のパンデミック(世界的な大流行)で、途上国へのPCRテスト用機材の供給も行っている。

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