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 埼玉県川越市に住む中学1年生から保育園児の3きょうだいが臨時休校・休園中、「新型コロナウイルスで困っている人に」と、自分たちの小遣いを出し合って買ったミッキーマウス柄などの布で計99枚のマスクを手作りし、市へ寄贈した。市は障害者施設など7カ所に配った。

 市立霞ケ関中1年の高瀬未来(みらい)さん(12)と霞ケ関小2年の愛生(あいな)さん(7)、保育園児の清正(しょうま)くん(5)の3人。安心して買い物などへ行けるように、と近所の一人暮らしの女性に贈って喜ばれたことをきっかけに、100枚を目標に作り始めた。

 未来さんがミシンがけとアイロン、愛生さんがほつれ部分などの糸切り、清正くんがきれいにできているかどうかの検品を担当した。1カ月ほどで大人用と子ども用計101枚を仕上げ、先月中旬、親類に贈る2枚を除いた99枚を市に寄贈した。

 同27日、市役所で感謝状贈呈式があった。未来さんは「まっすぐ縫うのが難しかった。人の役に立ててうれしい」と話した。まもなく学校再開というタイミングに「中学校では卓球部に入りたい」と目を輝かせていた。(西堀岳路)