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 新型コロナウイルスの影響で、生活困窮者に食料品を届ける「フードバンクふじのくに」(静岡市)への依頼が、急増している。特に外国籍の人やひとり親世帯からの増加が目立つ。企業からの余剰食品の寄付は不足気味で、フードバンクは広く支援を呼び掛けている。

 3月下旬に赤い羽根共同募金の助成を受けて始めた「新型コロナ対策緊急応援事業」の依頼は5月31日までで1314件。緊急事態宣言で全県下で外出自粛が求められた5月はコロナ関連だけで928件で、通常月(220件)の5倍強にのぼった。

 フードバンクによると依頼者の世帯構成は、単身が370人、2人が339件、3~4人が432件、5人以上が149件。支援を受けた人は計3383人で、3人に1人が未成年者。未就学児も349人いた。

 特に深刻なのが外国籍や外国にルーツを持つ人だ。526件と全体の4割を占めた。コロナ禍での雇い止めや減収に苦しむ中、フードバンクの存在が口コミで一気に広がったとみられる。NPOを通し、ひとり親世帯からの依頼も283件と全体の2割を占めた。

 感染予防の観点からボランティアを増やせず、職員が連日長時間、食糧の仕分けや出庫に追われている。鈴木和樹事務局次長は「依頼が多すぎて、食品の寄付集めにかける時間がほとんどない」と話す。

 特に副食になる缶詰やレトルト、主食の麺類などが不足しているという。食品製造や流通業、一般からの寄付の申し出は(054・270・7301)へ。

「働いても働いても…」

 「食料支援は大変な人が優先と思っていたけど、そんなことは言っていられなくなった」

 4月末に初めてフードバンクを…

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