編集委員・牧野愛博
国連の北朝鮮制裁委員会の下部組織で制裁の履行状況を調べる専門家パネルが4月、年次報告書を公開した。北朝鮮が核・ミサイル開発を続け、密輸などによる制裁破りを繰り返していると指摘した。報告書が示す制裁の意味と、課題は何か。パネルのメンバーを務めた経験を持つ山本武彦・早稲田大名誉教授に聞いた。
拡大する山本武彦教授
山本氏は自身がメンバーだった10年前と比べ、「北朝鮮による『制裁の迂回(うかい)』が相変わらず続いている」と指摘する。
今回の報告書も、北朝鮮が公海…
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朝日新聞国際報道部