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 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が解除され、経済活動の再開が広がる中、人の集まる場所での対策徹底が求められている。街ではあの手この手の除菌・消毒方法が試みられているが、不適切な取り扱い例もあり、国や専門機関は注意を呼びかける。

 「コロナウイルス対策のため、次亜塩素酸ナトリウム溶液を店内において常時噴霧し、殺菌消毒しております」

 関西3府県で緊急事態宣言が解除される直前の5月中旬、神戸市で居酒屋を営む男性(50)は、こんな貼り紙を店先に張り出した。

 カウンターとテーブル合わせて30席ほどの店内に加湿器を二つ用意して噴霧していた。「感染源にならないよう、最低限のことはやらないと、と思って」

少しの表記違い、人体へ悪影響

 実はこの「次亜塩素酸ナトリウム」の溶液は、家庭用塩素系漂白剤を指し、除菌や抗菌をうたうスプレーなどに含まれる「次亜塩素酸水」とは別物だ。厚生労働省は「次亜塩素酸ナトリウムを含む消毒薬の噴霧は、吸引すると有害」と注意を呼びかけている。嘔吐(おうと)などの症状を引き起こす可能性があるとされる。

 経営者の男性に尋ねると「次亜塩素酸ナトリウムを水に溶かせば、次亜塩素酸水になると思っていた」。

 ただ、加湿器に入れた液体の成…

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