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 指定暴力団工藤会トップの総裁野村悟被告(73)、ナンバー2の会長田上不美夫被告(64)に対する第40回公判が8日、福岡地裁であった。2013年に福岡市博多区で看護師が刺傷された事件の審理で、福岡県警が通信傍受した同会系組幹部の音声が法廷に流れた。

 起訴状によると、野村被告の指揮命令で田上被告や実行役の組員らは看護師の頭などを刃物で刺し、殺害しようとしたとされる。

 音声記録は13年1~2月、組幹部が携帯電話で通話した内容を県警が傍受したもので、検察側が証拠として提出した。この日午前、80回以上の会話を2時間近くかけて再生した。

 音声は不明瞭だったが、使い捨て携帯電話を準備したという意味とみられる「電話を9台用意した」という言葉が聞き取れた。「明日予定通りね」「はい、分かりました」「具合悪い仕事なんですよ」「言わんでいい」といったやり取りも。「あれのあれは、あれまた用意しとうけ」と、意味が判然としない会話もあった。

 事件後と思われる通話では「い…

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