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 サッカーJ1・サガン鳥栖は、本人の顔写真が入った等身大の「段ボールサポーター」を募る。新型コロナウイルスの影響で、まずは無観客での再開となる試合でスタジアムに置き、雰囲気を盛り上げる。有料で、1席分は3500円(税込み)。近く販売を始める。

 運営会社「サガン・ドリームス」によると、佐賀市のパッケージ会社「サガシキ」とともに企画した。大きさは縦70センチ、横40センチ。上半身をかたどったパネルに、サポーター自身の写真が貼り付けられる。

 サポーターを「サガンティーノ」と呼ぶことにちなみ、商品名は「砂段(さだん)ティーノ」。「小さな砂が固まって岩となった(砂岩)」というチーム名の由来の一つから「砂」と、段ボールから「段」を取っている。

 サガン鳥栖のネット上のオンラインショップ(https://sagan-tosu-shop.net/別ウインドウで開きます)で販売。スマートフォンで自分の写真を撮影し、用意されたサイトに送ると、段ボールサポーターになって試合のとき、スタンドに設置される。先着7千人にはユニホームがある。売り上げの一部はクラブの運営資金に充てるとしている。

 他のクラブでは、J2・アルビレックス新潟が同様の企画を1500円で始めた。新型コロナの感染拡大で中断されたJ1は7月4日、無観客で再開予定。サガシキの担当者は「チームを盛り上げるツールとして使ってもらいたい」と話している。

 サガン鳥栖に対しては、県が1億円を支援しようと、今年度一般会計補正予算案に費用を盛り込んだ。運営会社は2019年度(19年2月~20年1月)決算で、約20億円という巨額の赤字を計上したが、山口祥義知事は「あくまでもコロナで試合ができなかった分の支援で、今回限り」と語っている。(松岡大将)